正月に行った行動その2です。

marble10312009-01-18


富士塚巡りシリーズでございやす。

よくよく調べたら家の近くにも沢山あるんですよこれが!ははは。

とその前に最近こんな本を見つけましたのでご紹介。

[rakuten:book:13102190:detail]

う〜む。もしかして富士塚巡りって流行ってきてるの?

勿論、即買いしましたよ。

実は、一般的な知名度は低くとも富士塚巡りってのはその筋(←どの筋だよ)の愛好家には好まれている行事で、取り上げているサイトやブログも多かったりします。

でも、僕の知る限りですが丸々一冊紹介本で出ているのは、これしか知らない。
素晴らしいの一言。

作者の有坂蓉子さんという方は歴史や宗教の研究家でもなく一美術家であり、

日本で唯一の富士塚アーティスト

だからこそこの本は面白い。
堅苦しい事は抜きにして感じる事を中心に書く。そこに面白さはあると思っております。


こんな素敵なイベントも開催されたりしています。いつか参加させてもらわねば!汗。


さて、正月縁起行事第2弾として、今回まわった富士塚ですが、
まずは江東区浅間神社横公園にある亀戸富士

ほとんど富士塚跡地って感じ。

周りには富士塚おなじみの石碑が並ぶ。


階段を登ると、

頂上(?)は広場になっていた。元々隣にある浅間神社はここに建てられていたものを移設したらしい。


中央に石碑。周囲は団地群なので勿論本物の富士山など拝めませんが、かつては天気の良い日など眺める事ができたのではないか?と想定されます。

しばし休憩して癒された後、次なる富士塚へ!

そこから歩く事30分位。

江戸川区平井にある逆井の富士塚へ到着。


うん、ここは正に富士塚といった感じです笑。


この山そのものが浅間神社であるらしい。高さも申し分ない。
ただ周囲の樹海が全て駐車場にされてしまっているのが悲しいかな?

登ってみると祠がありました。ここも富士山が拝める方向が団地に阻まれているので、
ちょっと景観が悲しい。



降りてから一応もう一枚撮影したのですが、なんとまたもやオーブが写る!!笑。

オーブについては以前のブログで書いてあるので正体うんぬんは置いときますが、神社系ではなぜか写るんですよねぇ。ははは。


さてすっかり陽が落ちてしまい寒さと空腹で凍えそうになったので、この日はこれでお終いにしたわけですが、
最後に遠目から撮ったこの一枚。

う〜ん素敵。
「古くて奇妙なもの」好きな小生にとってやっぱり富士塚巡りは散歩趣味のネタとして最高だわ。


最初に紹介した本の冒頭にて

人は好奇心ゆえに徘徊することがある。と有坂さんは書いておりますが、まさしくその通りなのです。

好奇心さえ持ってしまえば、周囲のあらゆる物が不思議で楽しくなります。
その中で富士塚はネタレベルが非常に高いという事ですね。

今後、7月の山開きシーズンが中心ですが富士塚巡りは定期的に行い書こうと思っております。
ちなみに富士塚には「麦藁蛇」という縁起物が付き物で、なぜ蛇なのか?は明確に解っておりません。
色々な説がありますが、この辺も今後は掘り下げていこうと思ってたり、ははは。


何はともあれ、もう正月ネタなんか書いている時期ではございませんので、正月行事ネタは今回にて終了。


次回ネタは「マーブル、ドブ汁を食らう!!」をお届けしたいと思います。
わ、初めて次回予告書いたかも?笑。