時期が1週間単位でずれておりますが日記更新です。

marble10312008-10-12



自宅からかなり歩きますが、まあ行けない距離ではない深川。

ここには世にも珍しいハイテク閻魔様がいらっしゃるという。
本日は閻魔様参拝をネタに、ぶらり散歩に出る事に致しました。



賢臺山法乗院
深 川 閻魔堂

日本で初めて、お賽銭を投入すると願い事に応じて違った答えのお説法がきけるという。
江戸三閻魔の代表として庶民の信心を集めている有名な場所。


入ると正面に法乗院があり、左手に閻魔堂がありました。

そもそも閻魔様とは、仏教・ヒンドゥー教などで地獄の主。また神。冥界の王・総司として死者の生前の罪を裁くと考えられ。日本では地蔵菩薩と同一の存在と解され、地蔵菩薩の化身ともされています。

インド、中国、日本とその存在は微妙に違う実は複雑な神様なんですねぇ。

いずれにしましてもその偉大なる閻魔様を拝もうとお堂へあがると、既にご説法を聞いている方々が。


なんかビカビカ光ってる!。

苦笑いしながらその場を去った先客を横目に、さあ次は僕の番です。

恐る恐るお堂を覗く、、、

うおっでかい!!汗

よくみたら、日本最大の閻魔大王座像というふれこみが。
ん?!更によく見ると、左手に黄金の地蔵菩薩像が乗っている。う〜むまさに表裏一体という事か。

参拝の間は、流石に撮影は控えたので画像はありませんが、特殊賽銭箱が19スポットあり(家内安全、合格祈願、ボケ防止、良縁成就、等)その中から一つ選びお賽銭を入れると、、。

む、フラッシュがっ!!何ぃスポットライト回転?!汗

その後、張りのある威厳高い声で、ありがたいご説法を頂く。

う〜むハイテク。

あまりの衝撃にご説法の内容が、ろくに頭に入りませんでしたが。

大変満足し、今度は正面の法乗院へ入ると、、、。

こっちもド派手!!汗。

金色のお釈迦様!

左に孔雀明王、右に普賢菩薩もいらっしゃいます。

なんでもここでは、

御骨をパウダー化し、真空パックして保管納骨する永代供養システムが受け入れられている。本人の小指の先ほどの遺骨をお釈迦様の胎内に納め、それは本人がそのままの仏様としてまつられお墓と同じ様に拝んでもらえるユニークなシステムが注目されている。またもう一つの永代供養墓という、普通のお墓と何ら変わらぬコンパクト墓が経済的・合理的と人気を博している。(法乗院公式HPより抜粋)

という事を後から知りました。

なかなか凄いところですね。

また、お堂の中には地獄と極楽の掛け軸が一面に飾ってあり、こちらも迫力ありました。

もう満足したので帰っても良かったんですが、深川といえば不動尊富岡八幡宮
帰り道だし寄ってみることに致しました。


総本山の成田山にはよく行くので、比べるとその規模は小さいが、ここはここで良い。

参道を歩くと。

すぐ脇に名物あげまん、宮月堂があります。


深川不動尊
この深川不動尊は成田不動を江戸でも拝みたいという江戸町人の要望によって元禄16年4月、本尊の出張開帳が富岡八幡宮別当永代寺の境内で執り行われたことに始まり。その後、明治の神仏分離令によりいったん廃寺となるが、明治14年に現在の本堂が作られた。関東大震災と第二次大戦で本堂は2度に渡って焼失。現在の本堂は、1951年に千葉県の印旛沼のほとりにあった龍腹寺を移築して作られたものであるらしい。

まてよ。印旛沼の龍腹寺?。今でもあるし、確かここは龍神信仰なはず。「印旛沼には龍が住むという伝説がある」と、探偵舎のミーティングでも講義したような?笑。なんで不動信仰の寺に移築されたんだろう?。
う〜ん、、気になるね。今度この件は印旛沼に調べに行こうっと。ははは!

さくさくっとまわって、すぐとなりにある富岡八幡宮へ!元々別当だっただけにほんとに近い。

しかも今日は骨董市をしていた。



非常に賑やかです。年齢層高いです。笑


富岡八幡宮
東京都江東区富岡にある東京都最大の八幡神社。日本一大きいお神輿と水かけ祭りが有名。相撲発祥の地。

つーか相撲発祥の地なのね?笑。知らなかった。

ところで八幡といえば稲荷に次いで全国に多い神社。総本社は宇佐八幡宮で、一般的には農耕神、海の神とされるが、柳田國男は鍛冶の神ではないかと考察しています。またヤハタのハタが秦氏との繋がりがあるという説もあり、そうなると稲荷信仰と源流は同じ、あるいは近しい事となり益々持って面白い。


敷地内に江戸時代の測量家である伊能忠敬の像がありました。当時深川界隈に住居を構え、測量の旅に出かける際は、安全祈願のために、富岡八幡宮に必ず参拝に来ていたことから、2001年に当八幡宮の境内に銅像が建立されたとの事。
それにしてもこの人は凄いですよ。当時の技術で歩いてまわって、アレだけ精密な地図を作るんですから。後世の技術で調べた結果とそう大差無かった訳でしょ?。凄すぎる!
そんでもって、旅先から「歯がなくなって好物の粕漬も食えなくなって悲しい」と手紙を故郷に送ったエピソードとかもあり、凄くて非常にお茶目な人ですよね〜ははは。


さて、面白いんで骨董市をよく見聞してたんですが。

自分もかつてフリマに出展した事がありますが、そういうレベルの物じゃあないなぁ笑。
刀とか壺とか着物とかがメインで、外人が食いついてました。

と、ここで凄いもの発見!いつの時代か解らないけどキャラメルの箱(勿論中身入り)。
、、、うむむ、、どんな事になってるんだろう??。一粒食べてみたい。


その後境内を散策して

狛犬をじっくり眺めたり。

末社や摂社を見てまわり。

富岡八幡宮を後にしました。


ついでに言うと深川名物「深川飯」を食べようかとおもいましたが、実はあんまり好きでは無かったので屋台で肉まんを食べてしまいました。ははは。


今回は短時間で済ませた散歩でございましたが、それでも3時間強か?。

うん、良い運動したわ。笑

チープですけど、深川に行く際にはどうぞご参考までに。