すっかり恒例になりつつあるアレです。

marble10312008-09-20



最近小さな地震が多いですよね?

地震と言えば「ナマズ」ですよ!ははは。


そもそもなんで鯰なのか?
ハッキリした理由は解りませんが、
江戸時代、安政地震の際に見聞誌に鯰の挿絵や記事が入ってた事や
地震鯰絵なる版画が流行った事が発端とか?

ちなみに安政見聞誌にはこう書かれております。

「本所永倉町に篠崎某という人がいる。魚を取ることが好きで、毎晩川へ出かけていた。二日の夜も数珠子という仕掛けでウナギを取ろうとしたが、鯰がひどく騒いでいるためにウナギは逃げてしまって一つも取れぬ。しばらくして鯰を三匹釣り上げた。さて、今夜はなぜこんなに鯰があばれるかしら、鯰の騒ぐ時は地震があると聞いている。万一大地震があったら大変だと、急いで帰宅して家財を庭に持ち出したので、これを見た妻は変な事をなさると言って笑ったが、果たして大地震があって、家は損じたが家財は無事だった。隣家の人も漁が好きで、その晩も川に出掛けて鯰のあばれるのを見たが、気にもとめず釣りを続けている間に大地震が起こり、驚いて家に帰って見ると、家も土蔵もつぶれ、家財も全部砕けていたという。」

なるほど。

科学的にもナマズは地中の電気的な変化が激しい時に、行動が活発になる可能性があることが解ったとか?


なるほろ!笑


今回は鯰だな。と意を決した小生は、鯰と言えば有名な要石を思い出しました。
要石とは、地震を鎮めているとされる地中に埋まった霊石の事で、茨城県鹿島神宮と千葉県の香取神宮にある物が特に有名。


しかも封じているモノはまさに地中に眠る大鯰!鹿島神宮の要石は大鯰の頭、香取神宮の要石は尾を押さえているといい、2つの要石は地中で繋がっているという説さえもある。

どんだけデカイんだ!!?汗

さあ!実地見聞だ!!わははは。


今回は移動距離を考えると大好きな電車ゴトゴトは断念し、尚且つ愛車PAOのキャパを考え
ベロンベロン太郎号を駆り出しました。

運転は下僕頭に任せ、快適な助手席ライフを過ごす事約2時間。

ナイスなおばあちゃんの誘導で有料駐車場に入り笑

鹿島神宮に到着!!

鹿島神宮は日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、
古来から神宮を名乗っていた3社のうちの1つ(もう2社はキングオブ神社こと伊勢神宮と次に行く香取神宮!)つまりすんばらしく由緒ある神社なのです。

流石に何もかもでかい!


自然との融合が見事!空気がうまいし、笑。


要石はかなり奥だな、、。とりあえず参拝しよう。


大鳥居から少し歩くと小生の好きな稲荷社も合祀されておりました。
流石は全国のコンビニの数よりも多い稲荷神社!何処にでもありますな。


勿論、他の色々な神社も合祀されております。


さて参拝する前にまず身を清めねば。と手水舎へ

まず左手、右手とすすいだ後、手に水をためて口をすすぎ、
残った水で柄杓立ててすすぐのが一般的な使用方法です。


すっかり清められ桜門をくぐる!


ちなみにこちら日本三大桜門の一つだそうです。

剣聖・塚原ト伝の誕生の地だったんですね〜

ご神木もでかい!二郎杉というそうです。

緑が更に濃くなる。


国宝である神の剣「直刀」が見物できる宝物館。一応観ときました。



拝殿!後ろには神が鎮座する本殿がある。

拝礼の作法は賽銭後、二拝二拍手一拝です。

大体何処の神社でも同じですが、たまにやり方が異なる神社もあるので
注意です。まあそういう違いが神社の醍醐味なんですがね。わはは


さて参拝も済んだし要石へ向かおう!

うわぁ〜幻想的な参道だ。しばしうっとり

ふと横を見ると、、

でた!七不思議!笑

必ずありますよね。要石は筆頭として、、後はよく解らんなぁ。

ん?御手洗池か!これは有名だ。後で行かねば!



参道の真ん中は神の通り道なので左右によって歩くのが礼儀というが、
ど真ん中歩いてる観光客多し。けしからん!笑


鎮守の森は神域なので立ち入り禁止です。


しばらく歩くとどっかで聞いた事あるような文字の看板。

あ、国歌にでてくるあれですね!


カッコイイ!ここがルーツか?と思ったら割と色んな所にあるみたいです。


隣には鹿園!鹿島神宮では鹿が神の使いとされているので、それにちなんで
鹿島アントラーズのキャラが鹿なのでしょうかね?。




奥宮を過ぎると、、



いよいよ要石の看板がっ。




更に奥深い森を歩くと、、


武甕槌大神が大鯰を押さえる超カッコイイ彫刻が出現!!



そしていよいよ到着。


こ、ここが巨大な大鯰の頭の部分を押さえている要石を祀る場所か!!ドキドキ

小林一茶も一句述べているじゃないか!?ドキドキッ


さ、さあ、、覗くぞ!!


!!


ち、ちっさぁ〜〜〜い!!汗


バ、バカな!?こんな小さくては茨城から千葉にかけて横たわる大鯰の頭を押さえられるわけが無い!!汗。


一同驚愕の中こんな看板を発見。

なるほど!!そうか!もぐってたんだっけ!汗

水戸黄門が命じて7日7晩周りを掘ったが底が見えなかったという事です。

良かった〜笑。しかし八幡の藪知らずといい、日本で初めてラーメンを食べた事といい、
水戸黄門さんは本当に好奇心旺盛な方だったんですねぇ〜ははは素敵!。

しばし見物して満足した後、

先ほど七不思議で発見した御手洗の池へ!。


おお!これまたいいじゃない!。目茶目茶幻想的です。


ここは誰が入っても同じ深さの池と言い伝えら
れる。実験できないのが非常に残念!!


無類の水辺好きモイチ君の熱い視線が水面に注がれる。笑


絶えることのない霊泉。
御手洗池の水は、神代より枯 れることなかったらしい。

周りの堀にはザリガニもいました。勿論モイチ氏の眼が光る!笑




有名なみたらし団子店「一休」にて休憩致す。


これが噂のみたらし団子!あんまり好きでも無かったんですが、、

美味い!!



堪能いたしましたわ。


さて、まずは大鯰の頭を押さえる要石は視た!

結論は次の香取神宮の尾を押さえる要石をみてから考えますが、
とりあえずここは大満足。


みたらし団子食べたばかりですが、次に向かう前に昼食をとる事にしました。

折角なんで鯰を喰うぞと!笑



鹿島神宮のそばにある鯰料理の名店「鈴章」へ。


しかし、、鯰ってどんな味なんだろう?

しくじったら嫌だから、どうせなら各料理喰ってしまえ!。


と言う訳で、



刺身、唐揚げ、蒲焼、天婦羅!&鯰汁。ばば〜〜ん!


感想はといいますと、、、、割と弾力あって泥臭い?。笑

唐揚げと蒲焼はけっこう骨が凄くて少し食べづらかったですが、
美味しかったです。

味はどうあれ!大鯰を幻視に来て鯰料理を食べる訳ですから格別ですよ!わははは。


そんなこんなで英気を養った我々は次なるポイント香取神宮へ向かうのであった!!



後編へ続く!