夏はスペシャルじゃなきゃいけません!
なぜこの時期に?なぜ海じゃなく山に?方々のご指摘を痛く受けとめ!
いざ出陣!
高尾山!!
高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山。
元来は修験道の霊場であり、現在は真言宗智山派大本山高尾山薬王院有喜寺の寺域となっている。そのため、天然の森林が守られてきた。中世には、八王子城主北条氏照による「本山の竹木の伐採を禁じる」という制札が薬王院に残されており、江戸時代にも幕府直轄領となり八王子代官・大久保長安が山林保護政策をとり、その書状が同じく薬王院に残されている。その後も帝室御料林、国有林と常に保護されてきた。
日本百景に選定されている。また、2007年には、ミシュランガイドで、最高ランクの“三つ星”の観光地に選出されている。
そして何よりも高尾山は天狗伝説で知られた山。
夏は天狗見なきゃはじまらないでしょう?!はははは
てなわけで最近続きますが、幻視シリーズです。
ついでに今回は初めて高尾山を登る人に手頃なプランをガイドしちゃいます。←勝手に!
はいそれでは服装からアドバイスを!笑
まず登山ハイキングには帽子、タオル、登山靴もしくはスニーカー、できれば虫刺され防止の為に長袖、長ズボンが好ましいです。
流石に小生も今回は下駄で行く訳には行かず、スニーカーを装着。
ホントはナイキが高尾山登山用に開発した「タカオ」をネタで購入しようか悩んだが、
あきらめました。でも和をおもんじたいので、足袋形スニーカー「ナイキ・エアリフト」
をセレクト!久々に履いたけど中々どうして良い履き心地。変なスニーカー探してる人はお薦めですよ!
新宿にAM8時半に集合した我々百鬼夜行探偵舎は、京王線に乗り高尾山口へ!
いや〜ここ良いですよ!
都心部から一時間以内でいけるにしては自然が素晴らしいし、涼しい。
おまけに8月中は天狗サミット開催中なので駅に天狗にちなんだパネルや展示物が多くあった。
早速天狗の大お面と記念撮影!
地図を前に本日のコースを入念に打ち合わせする。
今回は薬王院がメインなので、1号路〜薬王院〜頂上〜4号路〜吊橋〜2号路〜中腹ビアガーデン〜ケーブルカーで下山をセレクト。
一号路は最も登りやすく、舗装もされているので楽勝だろう?という小生の楽観的な発言をよそに本日の「ベストオブ登山ルック及びカールおじさんコス」モイチ君は真剣な眼差し。高尾山といえども山登りをなめちゃいけません。侍モイチの心意気に再び気合を入れなおす。
しばらく歩くと
麓のケーブルカー駅に着きます。勿論行きは乗りませんよ!笑。ぐっと堪えます!
中腹まで飲み物を買うところはありません。必ずここで飲み物を買う事をお薦めします。
しかし、こんなとこまでパパラッチするとは、、ベロンベロン太郎恐るべし!
出た!!脱力系おそうじ小僧の像を発見!
いいですね笑。確かに高尾山はゴミ一つない山として有名ですが、実はこのおそうじ小僧割と全国にいます。
立派な仏様なんですねぇ。ルーツは洗心童子であるとの事。が、しかしここ高尾山のコレはそれに由来しているのか?まあ、とにかく山をお守りくださいませ!
さあ、1号路入り口横にある登山安全祈願の祠を詣で!いざ登る!
山中は沢山の像があります。
森林の中にひっそりとある場合もありますので、よく観ながら歩くと楽しい。
楽しい! 楽しい、、、暑い、、、汗
暑さもさることながら勾配がとんでもなく急。
こりゃ30代のおっさんどもには非常に酷です。
ありえない汗をかきながら随所随所で休憩をとりつつ進む。
勿論すれちがった登山者には「コンニチワ」と笑顔で挨拶を忘れずに!
森林で涼しくなっている場所をみつけ思わず絶叫するモイチ君!!
少しでも日陰になる場所は貴重なのである。小生も一緒になって雄たけびをあげる事にしました。
嗚呼、自然は雄大だ。
途中元オリンピック選手だという謎のおじさん登山者が話しかけてきて、仲良く談笑しながら
登る。そういう光景も山登りの醍醐味といえるでしょう。
やっとこケーブルカー乗り場がある中腹に辿り着いた時、なぜかさっきまでのガンガン照りつけ太陽は雲に隠れる。ガックシ泣
ともあれ、ベンチのある休憩所に辿り着けた我々はここでしばしロング休憩。
小樽と姉妹都市だかなんだかで、売ってる「ハスカップアイス」を噛みしめるように食べる。
ああ〜幸せって近くにあるんだな〜笑。
いきなり曇り始めたため中腹の風景はイマイチ。
それでもたまに太陽が出てくるので、後半に期待する事にしてこのまま昼寝したい衝動を抑えつつ出立!
薬王院が近いせいか仏像の数がどんどん増えてくる。
伝説では、室町時代の足利義満が将軍だった頃、りっぱなお坊さまが京の都から来られるということで、お山の天狗たちは大慌てで参道を整備しました。ところが大きく根を張った杉の木が邪魔をしているので彼らは「明日はこの木を切ってしまおう」と話をまとめて引きあげます。「それはたまらん」と杉の木は夜のうちに自らの根をくるくると蛸の足のように巻いてしまった。という話。
なんでも11月には蛸供養が行われているらしい。
うむ、その頃また行ってみよう!
通過するとすぐ左手に役行者が祀られているという神変堂があった。
丁度この時一心不乱にお経を読む修行者(?)がいました。
天狗と修験道は密接な関係があるので、祀られている事に何の不思議はありません。
ここで男坂を登るか、女坂を登って仏舎利塔を見物に行くか迷うが、、、
男は黙って男坂!!
くたくたになって登り終えると情緒ある風景が広がっていた。
しばし涼みながらゆっくり歩く。
コレが有名な天狗の腰掛け杉だ。
その昔、天狗の腰掛であったという大杉。寛永末の頃、ある石工が近くにある岩を割ろうと穴を開けにかかったところ、「腰掛杉」のほうからコラッと大声がし、石工は命からがら逃げ降りた。という伝承があるそうです。
ふむふむ、天狗様は素晴らしいなぁ。ははは!!
我々は天狗を身近に感じながら、薬王院へ向かうのであった!!。
ここまでの動画はこちら↓
http://member-6p00f48cf51aae0003.vox.com/library/video/6a00f48cf51aae00030100a7f2915e000e.html
とりあえず、ここで前編を終了いたしますが、今回は天狗山幻視というよりは、高尾山自体に魅了された感が強くて、ブログに書く事が無意味に思えてくるという謎の感覚に襲われております。笑
かつベロンカメラマンの膨大な画像が整理しきれないのもあるんですが、、
まあ下山時「真横に落雷事件」を早く書かなきゃと思っておりますので。
てなわけで
負けじとカールおじさんに扮するベロンベロン太郎雄姿で前半おしまい!
後半に続く!