marble10312006-05-04


みなさん!GWはいかがお過ごしですか〜!?

我々「百鬼夜行探偵舎」稗田マーブル、コピケ大諏鬼、郷裏モイチは、、、
本日亀の探索をしてまいりました〜〜!!

わははは!!、、、、、、あ〜世間とどんだけズレてるんだ!?涙

とにかく、我々がうけた依頼は、あくまで野生の国産亀の捕獲!


最初はなめて考えてましたが、、コレ、、とんでもない事でした!!
亀って鈍いと思いますよね〜普通、餌とかあげると寄ってきますよね〜!でもそれ、、、野生のやつらには一切通じない!!速い!感が鋭い!連帯感が凄い!!のです!泣

何も知らなかった我々3人は、早朝のガストでミーティングを兼ねた朝食を取り、前日に調べておいた亀が多く生息するという「H川」の上流「H観音」付近へ向かった。
噂にによるとここは別名亀の聖域と言われており、川のいたる所にうじゃうじゃ生息しているとの事!いやがおうにも期待が高まる!興奮するモイチは海パンまで用意する始末。笑
渋滞もなくサクッと現地に着いた我々はウキウキで車を降り、周囲を見渡す。花が一面に広がりなんて美しい場所なんだ!と感動。天気も良いし、心地いい風も吹いてて、近くの公園ではトランペット吹いてるオヤジがいたりして、、ここは世界の果てってやつか?とお得意の台詞で大いに盛り上がる(笑)。
しばらくはしゃいだ後、川を探索する事にしたのだが、、。沿岸の緑が茂りすぎてて、、大変!かき分ける感じで進む、、あれ?このシーン川口浩探検隊ならず藤岡弘探検隊の1シーンにそっくりじゃないか!?爆笑。

俄然盛り上がるが、あまりの自然の凄さにひるむ僕とコピケ。しかし、、、亀の捕獲に命をかけるモイチはとまらない!!

木々をかき分け突き進む!!笑。その姿はもはや中国のUMA、野人の様!鼻息も荒い。そして、、「ソレ」はみつかった、、、。

噂通りそこは亀の楽園だった!!

とんでもない!川のいたる所に亀がいる!狂喜するモイチ!呆然とする僕とコピケ!笑。

しか〜〜し!!前述で書いた通りやつらは凄かった、、。我々の気配を察知するやいなや、まるで崩れるドミノの様に散らばりとんでもないスピードで潜り逃げる!

どのポイントに行っても同じパターンが続く!そもそも木々が凄くて各亀ポイントに辿り着くまでに多大な労力を費やし、更にその音で逃げられてしまう。これでは埒があかない!僕は思い切って川を変える事を提案するが、、「いや、もっと上流がみたい!!」とモイチはきかない笑。しかたなく各ポイントで同じ捕り物劇をくりかえし、、途中お決まりのエロ本発見!工事現場侵入!ホームレスと遭遇!等のエピソードを挟み、ついに川を移す事に決定する。
次のタートルターゲットポイントは「I沼」!休日という事もあり人がごった返していたが、気にせず調査に勤しむ!笑。しかし、、まずった、、ここ、でかすぎ!!もう、、亀なんか探しようが無い!!泣。すでに疲労していた我々はもうやけになり、風車の休憩所でパン食べたり、川の真ん中に浮いてる渡し木ではしゃいだり、いい感じの原っぱでスタンドバイミーよろしくしたりでもう現実逃避!笑。もはやどうでも良くなっていたその時!偶然覗いた小さな窪みに、1匹の鈍そうな亀を発見した!!
これはもう時間的にも最後のチャンスに違いない!!我々は慎重に行動する事にした!
まず、僕とコピケが気配を出して亀の意識をこっちに向けた後、モイチが対岸から一気に網で飛び掛るという一発勝負!!
緊張が走る!!

計画通り慎重に音を立てず対岸にわたるモイチ!しかし!!なんと亀が動物的勘で!その姿を捉えてしまった!汗。

一瞬時は止まる

向かい合うモイチと亀!恐らくこの時、二人(一人と一匹)の間では精神的戦いが繰り広げられていたに違いない!そう映画「英雄〜ヒーロー〜」のように!!爆笑。

ともかくその睨みあいがしばらく続く、その風景をみなさん想像してください!!僕は腹かかえて笑いました!そして微妙に動き始めた亀に痺れをきらしたコピケが石を投石!!
怯んだ隙にモイチを飛び掛らせるつもりだったらしい!!しかし、、

「あっ!?」

亀はスローモーションの様な動きで水中に転がる、、、。はっとモイチを見ると!「!!?」

、、、、、そこにはナイアガラの滝がありました、、、。(4月27日の日記参照)

きっと精神的戦いでよほど消耗していたんでしょう、、。がっくりとひざをついていた、、。

戻ってきた彼は「いや〜逃げられちゃったよ、、。」と一言。他に言葉はいらない。

僕はまたも爽やかな風を感じた様でした。

ともかく、僕等の戦いは終わった、、、。

しかしこの充実感はなんだろう?!確かに公園や神社にいる人になれた亀を捕まえるのはたやすい。しかし我々の目指したモノはあくまで川に住む、野生の亀の捕獲!
これを言い訳にして。冒険を終える事が出来るじゃないか!?はははは!

その後、疲れ果てた我々は「I沼」近くにある、うなぎの蒲焼の名店にて、晴々とした表情でうな重をがっつき、終始やむ事の無い談笑を繰りひろげ帰宅したのだった、、。

人生は自己満足した者の勝ちである!笑。

さて、、しかし捕まらなかった以上この依頼は成立しない!、、、という危険も予め考えていた僕は知人に根回しをし、1匹亀を手に入れていた事は内緒です。ははは!

これにて一件落着なり〜〜〜!!!