有楽町の怪物を見に行く。

marble10312014-07-14

このくそ暑い日に何ゆえに私は帝都へ向かう?


それは宮田登氏の名作「妖怪の民俗学」を読んでいた時
ふと目にとまった文章と写真をみたからである。

その白黒の写真のインパクト、、今は無き日活国際会館に
あったとされる怪物像(ガーゴイル)が見たくてたまらなくなった訳です。

なんでも今現在その場所に建つ、日本が誇るホテル「ペニンシュラ東京」
に今もひっそりとあるらしい。。みたい!実際にみたい!!

ネットで検索しちゃだめだ!笑

さくっと検索する程度ではあまり情報ないし、とにかく行くしかない!


と言う訳で言って参りましたー。

こんな理由で有楽町に訪れる者は恐らく本日は僕だけだったでしょうね笑




おおこれがペニンシュラ東京か!!荘厳なデザインだ。。。




ふむふむと周りを見渡しながら探す事10分弱、、、無い!

見当たらんよ!!汗。暑いよ。場所が場所だけに不審人物に間違われちゃうよ泣。

等と思いながらふと見上げたら、、、











むむ???なんだあれは?!!





なんだこのチラリズム!?






 わ、わ、え?あれ?これか!!!




かっこいい!!!
なんとなくエヴァンゲリオン量産型に見えなくもない笑


この角度じゃないと解らないってとこが素晴らしい。ひっそりと見守ってくれている。

見ようと思えば見れる。こういう無駄にみえて想いがこもってる物が僕は大好きなんです。

なんというか、、海外の物よりもスリムで妖怪的と言うかまさしく
「魔除け」な感じがしますね。



感動しました。来てよかった。。

ペニンシュラの建つ前の日比谷パークビル
(日活国際会館)から設置され今も健在な怪物

彫刻家の故・黒田嘉治氏が戦後の混乱期に
「おーい、日本人よ、頑張れ」という思いを
形にしたと資料が残されているそうです。

引き継いで設置してるところが素敵ですよね。。。


イマイチ知名度がないけどここはもっと取り上げられて欲しいと思うとともに
ペニンシュラ東京最高!!と言う事でしめたいと思います。

いつかここに泊まるぞ!!ははははは