marble10312008-02-24



東京が春一番に襲われ、強風の恐怖にさらされた2月23日。



そんな事になるとは知る由もなかった我々は、まだ穏やかだった午前10時半
東京は浅草に集合した。

そう、本日はまたもや小生の思いつきで勃発した散歩企画

百鬼夜行・東京妖怪スポットお手軽幻視ツアー第1回」が行われる日だったのだ。


そりゃあテンション高いですよ!元々浅草〜上野あたりは大好きな土地ですし、
手ごろなスポットだらけだし。

前回のブログでも紹介しました「妖怪ウォーカー」を開きいざ出陣なわけです。

スケジュールは
1姥ヶ池(鬼婆伝説)〜2鎮護堂(お狸様)〜3曹源寺(河童)〜4本覚寺(蝦蟇大明神)〜5上野花園神社・穴稲荷(お狐様)6上野大仏(顔大仏)7不忍池(色々)

以上を陽があるうちに散歩し尽すというもの!わははは!!最高だ!


まずは気楽に雷門から浅草寺に向かう一般的なコース。

やっぱり天気の良い日の浅草は最高です。
怪しげな店がいっぱい。出店もいっぱい。思い出がいっぱい笑。

なんか外人さんもいっぱいですよ!

思わずここで堪能しちゃいそうな展開に危機を感じたので無理やり軌道修正し
浅草寺から右にそれる道へ、途中見える浅草神社の猿芸に後ろ髪を引かれつつ姥ヶ池を
目指すのであった!

で、浅草寺から歩く事5分強。

現在は花川戸公園内にある「姥ヶ池跡地」へ到着!!

え?小さ!!汗

と正直叫んでしまいましたが、まあよし!ある事に意味があるんですからね〜ははは


とりあえず、解説(コピペ)

姥が池は二天門を出て馬道通りを横断、真直ぐ行って左側の花川戸公園のなかにあります。浅草寺が出来た頃、その周囲は浅茅が原とよばれていました。
その中の一軒家に老女と若い娘が住んでいました。旅人に宿を貸しては深夜になって旅人を殺し、金品を剥ぎ取っていたのです。殺された人が999人になったとき浅草観音は若者に変装して老女のところに泊まりました。老女はいつもように若者を殺して、明かりをつけてビックリ、殺した相手は旅人ではなくて自分の娘だったのです。老女は大いに嘆き、仏眼を開いて悔い、大きな竜となって池の中へ消えていきました。この池を姥が池と言うようになったそうです。



実際の池は埋め立てられ現在はその跡地に石碑が建っているというものですが、
かつてあった伝説の地に直接触れるとやはりくるものがあります。やっぱり現地調査は大切だ!!

そんな訳で、一応ゴーストレーダーを作動。

勿論反応する訳はありません!!笑


文化的財産に大変失礼だと反省し、本日のツアーにてこんなモノを作動させる必要は無い!とバッグに封印するのであった。


ここで舎の世話係担当にして亀ハンター・郷里モイチ氏がめざとく亀を発見!

もはや彼は鬼婆どころではありません!根っからの亀好きですから
意識はそちらに!笑

モイチ君の過去の活躍はここ↓
http://d.hatena.ne.jp/marble1031/20060504

とにかくしっかりと拝みまして、次へ移動する事にいたしました。
どうぞ守り神(竜)としてこの地をおまもりください。



さてと、次は狸だ!!


再び浅草寺へ向かう訳ですが、今度は少し外側をまわり伝法院通りへ。
目指す鎮護堂は伝法院に隣接しているのです。

実はメインの通りよりも、こちらの方が数倍大好きな小生!

わくわくする店が沢山あります。笑

骨董品の質がいい!

古本屋のネーミングがいい。つーかもしかしてテラ堂とかいうのかな?笑。
店員オールおばさん(多い)。なんか入れなかった。

有名な天婦羅屋「大黒屋」の前で今回もカメラマンに徹する「うっかりベロンKY太郎」の空気読めない発言で並んでいる方の怒りの視線を浴び「まったくやれやれやれだぜ。」な展開もありで短い距離ながらも時間がかかってしまったが、

ようやく鎮護堂に到着。

いい!!ここ空間の雰囲気が凄く良い!!笑

とりあえず解説です。
鎮護堂(コピペ)
「おたぬきさま」で親しまれている鎮護堂は、浅草寺境内に住みついた狸の乱行を鎮めるため、伝法院正面脇に、同院の鎮守として「狸社」を祀ったことに始まるという。現在の堂宇は大正2年に再建されたものである。毎年三月十七、十八日に行われる祭礼では「鎮護大使者御祭典」の幟が奉納され、神楽囃子が流れるなかで「地口行灯(じぐちあんどん)」が並ぶ。防火、盗難除、商売繁盛の守護神として知られている。

堂内には招き狸がいっぱい。


ご神木もあります。


大きなお狸様もいらっしゃいます。笑

なぜか狸と同化するモイチさん!笑。お?後ろに本堂がみえる!!


美しい、、立ち入り禁止の柵の前で、我々は浅草寺の守護神となった狸達を幻視した。

土地の持つ不思議な力はやはりある。



それにしても今日は天気も良いし気候も最高。幸先いいな〜と次へ向かう我々であった。


これから起こる春一番の恐怖など予測しようもできなかったのである。笑


中編へ続く