最近知人関係が立て続けにお亡くなりになってます。

それは単なる偶然である訳ですが、かなり前にこのブログに書いた恩師が先日お亡くなりになりました。


末期がんを患い、余命半年と告げられた先生はその後、最後の力を振り絞り好きな事やりたい事に完全燃焼し、実に2年半以上も生きた。


脅威である。


先生はまだまだ生きたかっただろうし、もっと各分野の人々に影響を及ぼす筈の人生だったと思う。
でも、この2年半の輝きはその可能性の人生を遥かに凌駕する光を放ち、残った者にメッセージを与えたのではないか?とも思えます。実際凄かったからね。

だから僕は先生を忘れない。忘れない事が最大の恩返しであると考えます。



死はいつか誰にでも訪れます。

でも、生物としての命は無くなってもその人を憶えている限り、その存在は不滅だと思う。

だからこそ、その記憶を忘れない為に親族や仲間は集まり故人を語らうわけさ。


そして時が経ってその存在を記憶する者がいなくなっても、故人が残した作品や伝説は残る。

すなわちこの世に生きた証、作品や逸話を残す事。それが存在を永遠にする事なのかな?
先生は本とか絵とか沢山残してるから永遠だね。


まあ、難しい話はさておき以前のブログにも書いたけど、先生が死を目前にして最期にかなえたい望みとして僕に依頼した事「私は恋愛をもう一度したい。誰か探して頂戴!」と言う事はかなえられなかった。笑

申し訳ないっす。知人限定依頼解決率80%を誇る不思議探偵マーブル完敗です。

でもさぁ、先生あれだけ旦那様に愛されていたのにこの依頼はやはり無理でしたよ。笑

そんな事を本日の告別式にてスピーチする旦那様の姿を遠めに拝見し思い出したのでした。


あの依頼の真意はもはや質せない。そして先生が僕に最期に教えてくれた事。

「女は何歳になっても恋をしていたい生き物なのよ。」

ご教授ありがとうございました!!



なにはともあれ、あなたの教え、生き方を師表とし僕は明日を生きていこうと思います。

心よりご冥福をお祈り致します。