marble10312008-03-16



いや〜「亀十のどらやき」美味しいわ〜〜わははは。

どうもマーブルですます。

さて本日は弊舎のUFO担当にして建築家のポール君が、自身のブログで童謡「森のクマさん」を題材にしており面白かったので小生もこの歌について書こうと思います。

有名な歌なのでまさか知らない人はいないと思いますが、一応。↓


「森のくまさん」

ある日 森のなか クマさんに 出会った
花咲く 森の道 クマさんに 出会った

クマさんの いうことにゃ
お嬢さん おにげなさい
スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ

ところが クマさんが あとから ついてくる
トコトコ トコトコと トコトコ トコトコと

お嬢さん お待ちなさい ちょっと 落とし物
白い 貝がらの ちいさな イヤリング

あら クマさん ありがとう お礼に 歌いましょう
ラララ ラララララ ラララ ラララララ

さて、どうでしょうか?笑

まず単純に受けとめるなら、
1、森へ散歩に来たお嬢さんこと主人公が熊と出会い
2、なぜか「逃げろ」という熊さんの言うとおり逃げる
3、言うとおり逃げると今度は熊が追いかけてくる。
4、お嬢さんはイヤリングを落としておりそれを熊が拾って届けてくれる。
5、喜んだお嬢さんはお礼に歌う。

まずここで謎なのは(まあ、ポール君の言うに、なんで熊が人語をしゃべるんだ?ってのはありますが笑。とりあえずそれはおいといて)皆も普通に疑問に感じると思いますが、

なんで「お逃げなさい」なんでしょうか?

この森に何の脅威があるというのでしょうか?←(まあこれはこれで面白いが。)
それにこのままの解釈ではこの歌に何の意味を感じません。ただ単にお気楽ソング??笑


そこで私的解釈として、小生は2番に注目する事に致しました。

「お逃げなさい」というのは熊さんの発言ではなく。この物語の語り部。あるいは主人公であるお嬢さんの頭の中の声だったのでは?

つまり、クマさんのいうことにゃの「いうこと」を「言う事」ではなく「云う事」ととらえる。

云う。類語: (種類) ○○という〜 そういうもの こういった話 …という〜は 

すなわち、「熊さんと云うものは恐ろしい生き物だから逃げなさい!」という先入観がお嬢さんに入っているという訳です。

そこでスタコラサッサッサ〜と逃げるのですが、、続くは恐怖の3番です。

逃げたお嬢さんを追跡する熊。もし上記解釈で進行するならまさにお嬢さんの感じる恐怖は心胆寒からしめるモノであり、もし小生だったら失禁はま逃れません!!汗。

恐るべき逃走と追跡劇。しかし4番で熊さんの追跡の理由が落し物を届けているという事が発覚。
ついでに言うとこの4番は熊さんの台詞、あるいは語り部の熊台詞代弁と考えます。
いずれにせよ物理的に落し物を届けた訳です。

とたんに「恐怖」の先入観から「実は良い動物」へ考えを改める主人公。

そこで感激と恐怖の絶頂を乗り越えた主人公ことお嬢さんはハイテンションで歌を歌うのです。しかもお礼という理由で。←軽く錯乱している?笑

というわけで解釈したのはこんな感じです。↓

1、2、森へ散歩に来たお嬢さんこと主人公が熊と出会い〜熊は恐ろしいから見たら逃げろという先入観で逃げる。
(起)
3、しかし熊が追いかけてくる。恐怖の逃走劇勃発。
(承)
4、でも実はその理由はお嬢さんがイヤリングを落としておりそれを熊が拾って届けてくれていることが発覚。
(転)
5、喜んだお嬢さんはお礼に歌う。先入観を悔い改める。
(結)


どうでしょうか?見事に起承転結がある歌になります。ははは
そして物事を先入観で観てはいけませんよ〜という教訓にもなります。


今のところこの線がしっくり来るということで僕はこの説を信じるのです。

世間ではどう考えるのだろうか?皆さんはどう思いますか?


ではまた!わはははは