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さてさて、我百鬼夜行探偵舎では普段仕事がない時、面白いネタを探して必ず僕に写メせよ！と指令を出しています。
そこで調査の必要がある！と判断した場合無償で赴く訳です。
我々の行動理念は私的好奇心ですからね！！
で、今回集まった中でコピケの「警察に囲まれるホームレス」が一番ウケたんですけど、（笑）
ちょっとやばいのでここでは控えさせて頂きます。代わりに臨時舎員のワタナベ（仮）のスクープ「うなちゃんカレー３００円」！なんでも静岡のうなぎ祭りで食べたらしい。おのれ！！僕も行きたかった、、にしても安くないこれ？わはは、で、味は微妙だったとのこと笑

なんて事はほっときまして表題の件なんですが、
先日用事があって実家に行った時の話です。母親が押し花で絵を書いているのでその影響でよく解らない花とか草が狭しと栽培されまくりで、軽く庭が小さな林みたいになっているのですが、その中に何かうごめいているモノがいる、、、遠目からみたらUMA！だ。笑
具体的に何をしているのか解らない。ただうごめいていた、、。
なにやら「よ〜きたか！」と声が聞こえた様なしない様な、、で、ほっといて家に入り応接間で寛ごうと思ったら、正面にデカイ写真が飾ってある。丸坊主のマメタンクが桜の木の枝を手にもち大爆笑している写真、、、そう、、親父の写真だ！

どっからどうみてもきんどーちゃん！！爆笑。しかもセンスの悪いジャケット着てて胸ポケに花が差してある。応接間の雰囲気を全て台無しにする写真だ！しかもデカい笑
「なんなのこれ！？外しなよ」と現れた母親に進言したが「ほっときなさい。あの人の美学だから、、」でおしまい。
なんだかな〜とじっくり眺めて大爆笑していると先程のUMAが「おい！マーブル！これみてみろ〜凄いぞ！ずっと赤い実がついてるんだよ！！がはは」と僕を呼ぶ。
めんどくさいな〜と思いながらもそれをみると確かに見事な謎の実が地面に生えていた。でも何かおかしい。「おい親父！その実いつからはえてんの？」と聞くと「正月からだよ！凄いだろ！？」と、、は？４ヵ月以上もなり続ける実などあるわけが無い！！「このバカ親父よく見ろ！絶対おかしいぞそれ！」とそれを触る！やはり、、、、作り物だった。
それに対しての親父の反応「え〜〜？あちゃホントだ！がははははははは！！」でおしまい。どうやら４ヵ月それを疑いもせず見守っていたらしい。しかもそれが偽物と解っても一笑でおしまい。
ビックリだ、写真の枝も花見の時に管理場の係員にちょっと切って良いか？と承諾を得るやいきなり枝ごと折り怒られた時のショットらしい。
なんて男なんだ、、、隣で母親がつぶやいた「みなさい、この笑顔を。こういうのをまるで心配事が無い、悩み一つ無い笑顔って言うんですよ。ほんとお気楽な人だから、笑」と、、
たしかにそうなのだ、、親父という人間は人を疑う事を知らない、ポジティブの塊、まるで子供なのだ。
おそらく冷静で現実的な母親が、連れ添っていなければのたれ死んでいただろう、、。
それにしても、母親はいまだにこのきんどーちゃんのファンだ、、信じられない。どうしょうもない程バランスが取れている。笑

僕は改めて人は独りでは生きていけないのだな、、と思った訳です。
色々考えさせられました。

マーブル家のきんどーちゃん！まだまだあなたには敵わないわ！わははは
さてがんばろう！！