どうも最近ヨンアのCMで動きが止まるマーブルです。
秋ですね〜。
でも、なんか暑かったり寒かったりで秋っぽくなくて実感無いんですけどね。
ま、秋といえば食と読書。
しかし最近美味しいもの食い過ぎで油断気味の体重なのでダイエットって事で笑。
読書に集中してます。昨日読み終わった本は
- 作者: 真山仁
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/07/28
- メディア: 単行本
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あのハゲタカシリーズの作者、真山仁さんの新作です。
震災後の日本が舞台。原発問題と低迷した日本経済再生のために立ち上がるカリスマ総理の光と陰といった内容なんでタイムリーで面白かったです。勿論、そんな総理はいないので現実的ではないですが。
今の政界の皆様に是非ともみて欲しいリーダーシップ笑。
ただやはり権力は魔物ですね。
カリスマ総理を支える若き主人公とその政権をひっくり返そうとする新聞記者のもう一人の主人公。2人を中心にくりひろげられる両サイドの裏工作と仕掛け合い。しかし真の主人公はその二人のそれぞれの上司だと思う。これがまたクセありまくりのキャラでそれでいてサムライ。
そう、真山仁の書く骨太の経済小説の主人公は皆サムライスピリッツを持ってるんですよね〜♪( ´▽`)何が日本に必要で、何が善と悪なのか?
ハゲタカでは完全無欠の鷲津政彦がビシッと決めちゃいますが、本作では若干もやもやですけどね。そういえば、ベイジンももやもやだったな笑。
そんなこんなで胸が熱くなったこの一冊、秋の夜長にお薦めっす。